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著者の多才ぶりに脱帽――堀江貴文『拝金』感想

本日は、またまたキンドル・アンリミテッドの読み放題対象作品から、しかし流し読みではなくちゃんと、こちらの一冊を読了した。

拝金』(堀江貴文

正直、知名度と、センセーショナルなタイトルとで牽きつけてはいるものの、内容は大したことがないのだろう、という先入観があった。
だから、本当は読んでみたかったが、お金を出して買ってまで読むほどではないだろう、と高をくくっていたところがある。
それで、今回、キンドルの読み放題対象作品であることを知り、手を出した次第。
ところが、その誤った先入観は完全に打ち破られ、自らの思い込みを恥じる読後感となった。
面白い。
面白かった。
こんなに、小説作品として成立していて、伏線があったり、予想外の展開があったり、登場人物が魅力的だったり、嘘くさくなかったりするなんて、思いも寄らなかった。
どこまでが本当にあった話で、どこからが作り話なのかも分からない。
それだけリアリティがあった。
欲望の渦巻く世界を描いていて、隠された思惑や画策、そして裏切りなどもはらみつつ、それでいて読後感は爽やかだ。
いい小説を読んだ、と素直に思える。
著者の多才ぶりに舌を巻いた。
面白い小説を自分でも書いてみたいものだと思いながらなかなか書けずにいる私にとっては、一抹の悔しさもよぎらないでもなかった。
それでもなお、素直に楽しめたし、称賛に値する作品だと思える。
一読の価値あり。



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テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌

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